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...... 2020年03月18日 の日記 ......
■ 《 管弦楽法の大家 》   [ NO. 2020031801-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op. 30 】

リムスキー=コルサコフ,
   ニコライ・アンドレイ・ヴィチ 〔露〕
(1844.03.18〜1908.06.21) 62歳 心臓病



ロシア国民楽派「5人組」の最年少者の
リムスキー=コルサコフは、176年前の3月18日に
父の領地(ノブゴロド近隣のティフヴィン)で、
軍人貴族の家庭に生まれた。

幼児から音楽の才能を示し、6歳からピアノの
稽古を始め、9歳で作曲をしている。
両親は彼の楽才は認めていたが、
特別の音楽教育をする考えはなかった。

父は官吏だったが、一族には海軍の軍人が
多かった関係から、12歳で海軍兵学校に入学し、
士官候補生として、6年間ここで過ごした折、
本格的な芸術音楽に接した。

遠洋航海の生活を3年間経験しているが、
彼の作品に東洋的な情緒感が漂うのは、
そのときに東洋の国々の港に寄港したときの
体験によるものである。

後に、海軍軍楽隊の指揮者をした経験から、
管弦楽の使用について様々な知識をもったことは、
オーケストレーションの完成のうえに非常に役立った。
彼の管弦楽は、色彩的であると同時に
清明な輪郭をもっており、彼が本領とした
標題音楽において、極めて効果的なものとなった。

1882年から翌年にかけて作られた
「ピアノ協奏曲 嬰ハ短調」は、5人組で活躍した
バラキレフのロシア民謡集の中の旋律が用いられている。

     第1楽章 Moderato - Allegretto duasi polacca -
     第2楽章 Andante mosso - 
     第3楽章 Allegro



       (ピアノ) ジェフリー・キャンベル
       (管弦楽) ロイヤル・フィル管弦楽団
       (指揮)  ギルバート・レバイン


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