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...... 2020年03月12日 の日記 ......
■ 《 2楽章制 》   [ NO. 2020031201-1 ] e_or

【 交響曲 第3番 Op. 69 】

ヴィドール,シャルル=マリー 〔仏〕
(1844.02.21〜1937.03.12) 93歳



オルガン奏者・作曲家・教育者のヴィドールは
リヨンで生まれ、83年前の3月12日にパリで
93年の生涯を閉じた。

リヨンの教会のオルガニストだった父から音楽の
手ほどきを受け、少年時代より、オルガンの
即興演奏に優れた才能を示した。
ベルギーのブリュッセル音楽院で学び、
1870年から64年間、サン・シュルピス教会の
オルガニストをつとめた。

1890年にフランクが急死した後、パリ音楽院の
オルガン科教授に、6年後にはデュポアの
あとを継いで院長となり作曲を教えた。
門下には多くの優れた音楽家がいる。

シュバウツァーもその一人で、彼と共にバッハの
オルガン全集の編纂にあたった。
この他、「近代オルガン曲集」も編纂している。
ヴィドールのオルガン曲は、今日のオルガン曲の
重要な地位をしめている。

彼の作品は、オルガンのオーケストラ的取り扱いを
特徴としているが、代表的な作品に10曲の
オルガン交響曲がある。
中でも第5番は最も知られている。

1895年に作曲された「交響曲 第3番」 は
管弦楽とオルガンのための2楽章制の交響曲で、
オルガンのソロを含んでいて、
循環主題を採用している。

       第1楽章 Adagio - Allegro sostenuto
       第2楽章 Vivo - Poco a poco mederato -
            Allegro - Largo



       (オルガン)イアン・トレーシー
       (管弦楽) マリインスキー劇場管弦楽団
       (指揮)  ワレリー・ゲルギエフ
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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