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...... 2020年02月05日 の日記 ......
■ 《 ルイヴィル管弦楽団 》   [ NO. 2020020501-1 ] e_co

【 ルイヴィル協奏曲 】

イベール,ジャック 〔仏〕
(1890.08.05〜1962.02.05) 71歳



生粋のパリジャンのイベールは、
幼い頃から音楽の才能を母から受け継いでいた。
初めパリ音楽院の演劇科に、20歳で音楽科に
入学したが、24歳のときに第一次世界大戦が勃発し、
海軍に入って士官になった。

戦後、パリに戻り作曲活動を再開し、29歳のときに
「ローマ大賞」を獲得してローマに留学した。

後にローマにあるフランスアカデミーの院長を
長く務めフランスとイタリアを往復して、
文化交流に貢献している。

イベールといえば、昭和15年日本の「皇紀2600年」
(初代天皇の神武天皇が即位した年からの
カウント)に日本政府が委嘱し、フランス政府からの
要請で「祝典序曲1940」(日本建国2600年祝賀曲)
を作曲している。

66年に栄誉ある学士院会員に選ばれている。
軽妙で洒脱な作品を多く残し、生地のパリで
58年前の2月5日に71年の生涯を閉じた。

モダンな味つけの合奏協奏曲風の作品の
「ルイヴィル協奏曲」は、アメリカケンタッキー州
ルイヴィルの「ルイヴィル管弦楽団」からの依頼により
1953年に作曲された。

この年、設立16年目を迎えた「ルイヴィル管弦楽団」は
ロックフェラー財団の援助を受け、コンサート毎に
新作を一つずつ発表していくという大変意欲的な
プロジェクトを展開していた。



      (管弦楽)バーミンガム市交響楽団
      (指揮) ルイ・フレモー 
            ♪ 私が聴いた音源 ♪






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