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...... 2020年02月01日 の日記 ......
■ 《 偉大なチェリスト 》   [ NO. 2020020101-1 ] e_co

【 チェロ協奏曲 第2番 ホ短調 Op. 30 】

ハーバート,ヴィクター 〔米〕
(1859.02.01〜1924.05.26) 65歳



作曲家、指揮者でチェリストとしても名高い
ハーバートは161年前の2月1日にアイルランドの
ダブリンで生まれた。

シュトゥットガルト音楽院で学び、同地の
宮廷管弦楽団首席チェロ奏者となったが、
1886年に歌手の妻と共にアメリカに渡り、
後に帰化した。

ニューヨーク州兵軍楽隊の指揮者を経て、
1898年から1904年までピッツバーク交響楽団の
音楽監督としてアメリカの主要なオーケストラへと
育て上げた。
その後、ニューヨークで自分のオーケストラを作り、
指揮者として活躍した。

米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)の
創始者で、10年間副総裁を務めた。

作曲家として残した作品には交響詩、組曲、
チェロ協奏曲、カンタータ、オペラなどあるが、
彼の名を高めたのは、オペレッタの分野だった。

偉大なチェリストだったハーバートが、
1894年に作曲した「チェロ協奏曲第2番」は、 
3楽章からなり、メロディーが美しく、構成が
優れていて、映画「ショートカッツ」で使用された
魅力的な作品である。

作曲当時、ドヴォルザーク(1841〜1904)は
ニューヨークに住んでいて、二人は親しくしていた。

「チェロ協奏曲第2番」はドボルザークの代表作の
「チェロ協奏曲ロ短調」に霊感を得て、
完成させたといわれている

彼の生前にはあまり評価されなかったが、
近年になって再評価され、演奏されるようになった。

        第1楽章 Allegro impetuoso
        第2楽章 Andante tranquillo  
        第3楽章 Allegro



        (チェロ)ゴーティエ・カプソン
        (管弦楽)フランクフルト放送管弦楽団
        (指揮) パーヴォ・ヤルヴィ





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