[PREV] [NEXT]
...... 2020年01月24日 の日記 ......
■ 《 野心作 》   [ NO. 2020012401-1 ] e_o

【 歌劇「審判」Op. 14 】

アイネム,ゴットフリー・フォン 〔オーストリア〕
(1918.01.24〜1996.07.12) 88歳



オーストリアの最も有名なオペラ作曲家の
アイネムは102年前の1月24日にペルンで生まれた。

中学時代からヒンデミットの指導を受けている。

ベルリン国立歌劇場、バイロイト祝祭劇場、
ドレスデンなどの歌劇場で活躍した。

12音技法やジャズ的表現を用いた作品や
新古典主義的傾向を示した歌劇、
バレエ音楽などの作品を残している。

47歳のときから、ウィーン音楽大学の作曲科の
教授として、多くの弟子を育てた。

「審判」は、 鬼才カフカの小説が原作となっていて、
1953年に作曲され話題になった。
しかし、とりあげられる機会が少ない。

個性的で、時に芝居にBGMがついたかのような
部分もあり、ジャズの語法が随所に聴かれるため、
ブロードウェイ・ミュージカルとの接近性すらある。
ベルクが切り開いた新たな歌劇の道を踏襲しつつ、
ガーシュウィン風味を加えた野心作である。

初演の指揮者はカール・ベームで、
歴史的初演の記録がCDにのこされている。

オーソン・ウェイルズの映画「審判」は、
1963年に作られたものである。





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: