【 室内オーケストラのための組曲“印象” 】
アサド,クラリス〔ブラジル〕 (1978.〜 )
アサド,セルジオ〔ブラジル〕 (1952.12.26〜)
ブラジルのクラシック・ギター、作曲家、編曲家の セルジオ・アサドは、67年前の12月26日に生まれた。
アンドレス・セゴビアの孫弟子にあたり、 弟のオダイル・アサドと「アサド兄弟」として 演奏活動もしていて、1969年のアメリカデビューした。
アストル・ピアソラなど多くの作品をギター独奏や ギター二重奏のための編曲している。
セルジオ・アサドの娘のクラリス・アサドも、 作曲、編曲、ピアニスト、ボーカリストとしても 活動し、ジャンルを超えた幅広い語法を持つ 若い現代の作曲家で、彼女の作品の 「室内オーケストラのための組曲“印象”」は アメリカの弦楽オーケストラの ニューセンチュリー室内管弦楽団のために作曲された。
この室内管弦楽団は、1992年にサンフランシスコを 拠点に創設された指揮者を置かない 管弦オーケストラで2008年からは、世界的に活躍する ヴァイオリニストのナージャ・サレルノ=ソネンバーグが コンサートマスター兼音楽監督に就任している。
ナージャはこのオーケストラの活動に大変意欲的に 取り組み、新作の委嘱や初演にも積極的で 「室内オーケストラのための組曲“印象”」も こうして生まれた。
クラリス・アサドがこのオーケストラの 出会いから受けた印象を元に作曲した。 全体は5曲からなる。
1,主題と変奏 2,ブラジル風舞曲 3,スローワルツ 4.無窮動 5,コーダ
(ヴァイオリン)サレルノ・ソネンバーグ (管弦楽) ニューセンチュリー室内管弦楽団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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