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...... 2019年12月26日 の日記 ......
■ 《 現代の作曲家 》   [ NO. 2019122601-1 ] e_or

【 室内オーケストラのための組曲“印象” 】

アサド,クラリス〔ブラジル〕
(1978.〜 ) 

アサド,セルジオ〔ブラジル〕
(1952.12.26〜) 



ブラジルのクラシック・ギター、作曲家、編曲家の
セルジオ・アサドは、67年前の12月26日に生まれた。

アンドレス・セゴビアの孫弟子にあたり、
弟のオダイル・アサドと「アサド兄弟」として
演奏活動もしていて、1969年のアメリカデビューした。

アストル・ピアソラなど多くの作品をギター独奏や
ギター二重奏のための編曲している。

セルジオ・アサドの娘のクラリス・アサドも、
作曲、編曲、ピアニスト、ボーカリストとしても
活動し、ジャンルを超えた幅広い語法を持つ
若い現代の作曲家で、彼女の作品の
「室内オーケストラのための組曲“印象”」は
アメリカの弦楽オーケストラの
ニューセンチュリー室内管弦楽団のために作曲された。

この室内管弦楽団は、1992年にサンフランシスコを
拠点に創設された指揮者を置かない
管弦オーケストラで2008年からは、世界的に活躍する
ヴァイオリニストのナージャ・サレルノ=ソネンバーグが
コンサートマスター兼音楽監督に就任している。

ナージャはこのオーケストラの活動に大変意欲的に
取り組み、新作の委嘱や初演にも積極的で
「室内オーケストラのための組曲“印象”」も
こうして生まれた。

クラリス・アサドがこのオーケストラの
出会いから受けた印象を元に作曲した。
全体は5曲からなる。

          1,主題と変奏
          2,ブラジル風舞曲
          3,スローワルツ
          4.無窮動
          5,コーダ



      (ヴァイオリン)サレルノ・ソネンバーグ
      (管弦楽)   ニューセンチュリー室内管弦楽団
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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