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...... 2019年11月25日 の日記 ......
■ 《子どもによる天国の生活》   [ NO. 2019112501-1 ] e_sy

【 交響曲 第4番 ト長調 】

マーラー,グスターフ 〔オーストリア〕
(1860.07.07〜1911.05.18) 51歳 心臓病



交響曲と歌曲の大家のマーラーは、作曲家、指揮者として
活躍したが、交響曲を11曲残している。


                          初演
  交響曲第1番ニ長調「巨人」         (1889.11.20)
  交響曲第2番ハ短調「復活」(声楽付)    (1895.12.13)
  交響曲第3番ニ短調(声楽付)        (1902.06.12)
  交響曲第4番ト長調(声楽付)        (1901.11.25)
  交響曲第5番ハ短調             (1904.10.18)
  交響曲第6番イ短調「悲劇的」        (1906.05.27)
  交響曲第7番ホ短調「夜の歌」        (1908.09.19)
  交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」(声楽付)(1910.09.12)
  交響曲第9番ニ長調             (1912.06.12)
  交響曲第10番嬰ヘ短調(未完成)       (1924.10.14)
  交響曲「大地の歌」イ短調(声楽付)     (1911.11.20)

音楽史上マーラーは、R・シュトラウスと共に
後期ロマン派の最後の大作曲家で、作風としては
ブルックナーとともに、きわめて強くワーグナーの
影響を受けているといわれている。

マーラーの交響曲、第2番、第3番、第4番は
「子供の魔法の角笛」の3部作と考えられている。
3曲の中でもっとも簡潔で、明るく楽しい作品の
第4番は、全交響曲中一番規模の小さいものである。

ハイドンやモーツァルトを想わせ、構成的にも
第4楽章を除くと、クラシック交響曲に近い。
第4楽章はソプラノ独唱が加わり、子どもの声で
天国の生活を知らせるものになっている。

第4番を着手した1899年39歳のマーラーは、
この年に南オーストリアのヴェルター湖岸の
マイヤーニックに山荘を建てている。

1900年の夏に完成したが、その後かなりの程度に
補筆し、翌年の11月25日にミュンヘンで
マーラー自身の指揮により初演された。

「天上の愛を夢見る牧歌である」と指揮者の
ブルーノ・ワルターは語っている。

     第1楽章 ゆっくりと、急がずにーまたゆっくりと 
     第2楽章 ゆったりとした動きで、慌てることなく 
     第3楽章 平安にみちて 
     第4楽章 きわめてなごやかに
          「我らは天上の喜びを味わう」



      (管弦楽)モスクワ交響楽団
      (指揮) コンスタンティン・クリメッツ
             ♪ 私が聴いた音源 ♪




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