[PREV] [NEXT]
...... 2019年10月02日 の日記 ......
■ 《 ブラームスの影響 》   [ NO. 2019100201-1 ] e_sy

【 交響曲 第2番 ヘ短調 Op. 36 】

ブルッフ,マックス〔独〕
(1838.01.06〜1920.10.02) 82歳  



ブルッフは十九世紀後半、西ドイツで最も
賞賛されたオラトリオ作曲家だが、ヴァイオリンの
作品により重要な地位をしめていた。

ケルンで生まれたブルッフは、優秀な
オラトリオ歌手の母親から最初の音楽教育を受け、
11歳で交響曲を書き、14歳で
モーツァルト奨学金を得て、作曲の勉強をした。

彼は、歌劇や管弦楽曲、声楽曲の分野にも
多くの作品を残しているが、声楽曲の様式は、
メンデルスゾーンの系統をひき、ロマンチックで
甘ったるい一面、繊細な表現がみられる。
若いころから、各国の民謡を熱心に研究し、
数々の作品に反映させている。

43歳のときに、ベルリンのソプラノ歌手の
トゥチェックと結婚した。

72歳で隠退するまで社会的活動を続け、
文化勲章も受け、93年前の10月02日に
ベルリン近郊のフリーデナウで82年の生涯を閉じた。

ブルッフは番号付きの交響曲を3曲残している。
「交響曲第2番」は、ゾンダースハウゼンの
宮廷楽長時代の1870年に完成し、
ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈された。

作品が完成した年の9月4日に、自らの指揮により、
負傷した兵士のためのコンサートで初演された。

    第1楽章 Allegro passionato, ma un poco maestoso
    第2楽章 Adagio ma non troppo
    第3楽章 Allegro molto tranquillo



    (管弦楽)マライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
    (指揮) クルト・マズア
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: