【 マリアの歌 Op. 22 】
ブラームス,ヨハネス 〔独〕 (1833.05.07〜1897.04.03) 63歳 肝臓病
ブラームスは1959年の初めに、西洋医学を 日本に伝えたシーボルトの従兄弟の 子どもにあたるアガーテ・フォン・ジーボルトとの 婚約を精算して、春にゲッティンゲンから ハンブルクに転居した。
そして、その地で女声合唱団を組織し、 合唱曲を書くようになったが「マリアの歌」を 作曲したのは、ハンブルク到着後まもなくで 7月に完成している。
1859年9月19日にハンブルクにおいて、 ブラームス自身の指揮により初演された。
7曲からなる無伴奏混声合唱曲集の 「マリアの歌」は、宗教的な題材を用いているが、 宗教音楽ではない。 「古いドイツの教会音楽と民謡」の様式を土台とし、 重厚さのなかに、民謡的な親しみやすさと 陽気さをもみせている作品である。
第1曲 天使のあいさつ 第2曲 マリアの教会詣り 第3曲 マリアのさすらい 第4曲 狩人 第5曲 マリアへの呼び声 第6曲 マグダレーナ 第7曲 マリアの讃歌
(合唱)ライプツィヒ放送合唱団 (指揮)ヴォルフ=ディーター・ハウシルト ♪ 私が聴いた音源 ♪
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