【 バレエ音楽「魔法の森」】
ジェミニアーニ,フランチェスコ 〔伊〕 (1687.12.05〜1762.09.17) 74歳
後期バロック音楽の作曲家の1人の ジェミニアーニは、イタリアのルッカに生まれ、 ローマで作曲をスカルラッティに ヴァイオリンをコレルリに学んだ。
彼はヴァイオリンの名手だったが、すぐれた作曲家、 音楽理論家として、ハイドンにも劣らぬ名声を博した。 1714年にロンドンに渡り、ヴァイオリン奏者、 作曲家として活躍すると共にヴァイオリンの 教則本も多く出版した。
パリにも2度訪れ、ジェミニアーニの名前も 次第に知れわたることになった。
68歳のときロンドンに定住を始めたが、 257年前の9月17日にアイルランドの ダブリンで74年の生涯を閉じた。
バレエ音楽「魔法の森」は、当時有名な 劇場監督であったジョバンニ・セレバンドーニからの 依頼で書かれた。
このバレエは15世紀のイタリアの詩人、 タッソーの叙事詩「解放されたエルサレム」に 基づくもので、初演は1754年3月にパリの テュイルリー宮殿(現在は庭園だけが残っている) で行われた。
(演奏)ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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