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...... 2019年09月10日 の日記 ......
■ 《 悲恋の物語 》   [ NO. 2019091001-1 ] v

【 歌曲「平城山」】

平井康三郎 〔日〕
(1910.9.10〜2002.11.30) 92歳 肺炎



平井康三郎は本名を保喜といい、
明治43年9月10日高知で生まれた。
東京音楽学校で学び、研究科を卒業後は同校で作曲と
音楽理論を教え、作曲家、指揮者として活躍した。
平成14年11月30日、肺炎のため
92年の生涯を閉じた。

愛唱されている歌曲は多いが、昭和10年5月に
作曲した「平城山」(北見志保子作詞)は特に有名。
「ゆりかご」(平井康三郎作詞、作曲)「とんぼのめ
がね」(額賀誠志作詞)「スキー」(時雨音羽」作詞)
など、子どものころ歌った懐かしい曲を残している。


 
平城山

人恋うは 悲しきものと 平城山に 
もとほり来つつ 堪えがたかりき

いにしえも 妻に恋いつつ 越えしとう
平城山の路に 涙おとしぬ

第1節は、恋する人を想いつつ、奈良の小高い丘べを
さまよう悲しみを・・・

第2節は、仁徳天皇の妃の盤之媛皇后は旅先で帝が
八田皇女を後宮にされたことを知り、深く悲しんで
宮殿には帰られず、故郷で亡くなられたという
悲恋の物語に同感の涙を流したという意である。





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