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...... 2019年07月31日 の日記 ......
■ 《 編曲》   [ NO. 2019073101-1 ] s

【 パガニーニ大練習曲 第3番 嬰ト短調
         「ラ・カンパネッラ」】


リスト,フランツ 〔ハンガリー〕
(1811.10.22〜1886.07.31) 74歳 心筋梗塞



リストが愛する神に召されたのは、旅先の
バイロイトでのことだった。

音楽祭に向かう途中で風邪をひき、急性肺炎を
併発し、心筋梗塞のため133年前の7月31日
午後11時15分に息をひきとった。

晩年は心臓病、慢性気管支炎、鬱病、白内障を患い、
病気との闘いの日々だった。

葬儀は8月3日、バイロイトの全市をあげて行われ、
市立墓地に埋葬された。

リストは54歳のときに、カトリックの聖職者となる
手続きをとり、下級聖品(司祭以外の聖職者)の
儀式を受けていた。
その時から、彼はアベ・リストと呼ばれ、死ぬまで
神父の服をまとうことになった。

リストのピアノの作品はその多くが、若いころ、
演奏で忙しかった巨匠時代のもので、超人的な
テクニックを要求するものが多いが、
すべてロマンティシズムに徹している。

リストは、自作及び他人の作品を数多くピアノ曲に
編曲しているが、パガニーニの「カプリッチョ作品1」
から1838年に作曲したのが、
「パガニーニのカプリッチョよりの華麗な練習曲、
パガニーニによる超絶技巧練習曲」で、
1851年に改訂された。
この曲は、シューマンの夫人クララに捧げられた。

パガニーニが、ある僧院で聞いた鐘の音をヴァイオリンの
ピチカートで表現した「ヴァイオリン協奏曲第2番」の
第3楽章「鐘」が、「パガニーニによる大練習曲」
第3曲の「ラ・カンパネッラ」である。

       第1曲 Andante-Non troppo lento 
       第2曲 Andante-Andante capriccioso
       第3曲 Allegretto 「鐘」
       第4曲 Allegretto
       第5曲 Vivo 「狩猟」
       第6曲 quasi presto 「主題と変奏」



        (ピアノ) ニコライ・トカレフ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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