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...... 2019年07月23日 の日記 ......
■ 《 妻へのプレゼント 》   [ NO. 2019072301-1 ] e_ch

【 弦楽セレナード ホ短調 Op. 20 】

エルガー,エドワード〔英〕
(1857.06.02〜1934.02.23) 76歳 大腸癌



近代イギリスを代表する作曲家のエルガーが
作曲家として成功し、大作を次々と発表した
創作活動の最盛期は、41歳から62歳にかけての
約20年間だった。

エルガーはヴァイオリン奏者としても優れ、
若いころには様々な室内楽を演奏していた。
そうした経験から、61歳を迎える年の1918年に
集中的に室内楽の作曲に取り組み、
その年から翌年の春にかけて、ヴァイオリン・ソナタ、
弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲を次々に完成させた。

「弦楽のためのセレナード ホ短調」は、
まだ無名の35歳の1892年5月に完成した。
その3年前に8歳年上のアリスと結婚し、
エルガーは彼女の励ましによって本格的に
作曲活動に専念するようになっていた。

この曲は3回目の結婚記念日の
プレゼントとしてアリスに贈られた。
ただし、公式の献呈は友人のウィンフィールドに
対してであった。

全曲の初演は作曲の翌年の7月23日に
ベルギーのアントウェルペンで行われた。
ロンドン初演はエルガーが世界的作曲家としての
名声を得てからの1905年3月5日に
エルガー自身の指揮により行われている。

        第1楽章 Allegro piacevole
        第2楽章 Larghetto
        第3楽章 Allegretto



       (管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団
       (指揮) ジュゼッペ・シノーポリ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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