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...... 2019年07月08日 の日記 ......
■ 《 現代音楽の実験 》   [ NO. 2019070801-1 ] e_co

【 ジャズ・シンフォニー 】

アンタイル,ジョージ〔米〕
(1900.07.08〜1959.02.12) 58歳



作曲家、ピアニストのアンタイルは、119年前の
7月8日にニュージャージー州のトレイトンで
ユダヤ人の靴屋の息子として生まれた。
幼少のころから音楽と文学に興味をもち、
後にフィラデルフィア音楽院で、
ブロッホに作曲を学んだ。

1920年代、「音楽の悪童」を自称した
実験音楽家で、ヨーロッパに渡った折、
作曲家のサティや画家のピカソなど、
当時の芸術家と親交を結んだ。
後に書いた自叙伝のタイトルには
「Bad boy of the music」とつけられた。

1940年代になると「良い大人」になり、
ハリウッド音楽の作曲をするようになっった。
彼の作風は古典派、ロマン派、印象派の様式を
融合した穏やかな音楽へと変わっていった。

彼の音楽は、いろいろな作曲家の音楽を
取ってきて並べる(カット・アンド・ペースト)と
言われる作品も書いている。
ストラヴィンスキーの音楽に影響を受けた
前衛的でユニークな作品や1940年代以降は、
多くのオペラや映画音楽の作品を残している。

「ジャズ・シンフォニー」は、キング・オブ・ジャズと
呼ばれたポール・ホワイトマンの委嘱により
作曲された。

ホワイトマンのバンドが出演する
〈第2回現代音楽の実験〉というコンサートのために
準備が進んだがこのコンサートでは演奏されず、
1927年にカーネギーホールで初演された。

〈第1回現代音楽の実験〉というコンサートでは
ガーシュウィンの「ラプソデー・イン・ブルー」が
演奏され、大成功を納めた。



      (ピアノ)マイケル・リンヴィル
      (管弦楽)ニュー・ワールド交響楽団
      (指揮) マイケル・ティルソン・トーマス
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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