 【 カンツォネッタ 】
ロドリーゴ,ホアキン 〔スペイン〕 (1901.11.22〜1999.07.06) 97歳

二十世紀スペインを代表する作曲家の ロドリーゴは、3歳のころに悪性ジフテリアに罹り 失明したが、音楽家の道を目指し、スペインの 音楽学校でピアノと作曲を学んだ。
パリの音楽院ではデュカスに師事したが、 デュカスはロドリーゴの才能を高く評価し、 同じスペインのファリャを継承する人物として 大切に育てた。
34歳からはドイツでも暮らしたこともあり、 彼の作品はスペイン的カラーを色濃くもちながら、 インターナショナルな面も感じさせる。
ロドリーゴはのマドリッドの大学で音楽史を 担当するなど、教育の分野でも大きな足跡を残し、 20年前の7月6日にマドリードの自宅で 老衰のため97年の生涯を閉じた。
長寿の作曲家
ゴセック 〔ベ〕 (1734〜1829) 95歳 シャルパンティエ〔仏〕 (1860〜1956) 95歳 小山 清茂 〔日〕 (1914〜2009) 95歳 シベリウス 〔フ〕 (1865〜1957) 91歳
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための 「カンツォネッタ」はパリに勉強に行く前の 若いときの作品で1923年に作曲した。

(ヴァイオリン)アグスティン・レオン・アラ (管弦楽) アカデミー室内管弦楽団 (指揮) ネヴィル・マリナー ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|