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...... 2019年06月17日 の日記 ......
■ 《 近代フランス音楽の先駆者 》   [ NO. 2019061701-1 ] e_or

【 交響曲 第1番 ニ長調 】

グノー,シャルル 〔仏〕
(1818.6.17〜1893.10.18) 75歳



グノーは201年前の6月17日にパリで生まれた。
彼の祖先はルイ十六世に仕えた名門の出身で、
有名な画家の父と、ピアニストの母との間に誕生し、
芸術的環境に育った。

幼少から母に音楽を教わり、パリ音楽院に入学して
3年後の1839年に、カンタータ「フェルナンド」で
ローマ大賞を獲得し、ローマに留学した。
その帰途ドイツ、オーストリアをたずね、
シューマンの作品を知り心をひかれたが、
またメンデルスゾーンの演奏するバッハの
オルガン曲にも魅入らされた。

その後神学の研究に没頭し、ミサ曲や
レクイエムなどの宗教音楽を作曲した。
32歳のときに最初の歌劇「サフォー」を書き、
オペラ作曲家としての第一歩を踏み出した。

それから9年後に完成したのが、
名作「ファウスト」で、フランス・オペラの
作曲家として数々の作品を残した。

古典的形式の交響曲は4楽章からなる第1番を
1854年に、翌年に第2番を作曲している。
どちらもフランス音楽特有の軽快さとオペラ作曲家な
らではの旋律の美しさをもっているが、ハイドンや
メンデルスゾーンを思わせる。

      第1楽章 Allegro molto-Allegro agitato 
      第2楽章 Allegretto moderato
      第3楽章 Scherzo: Non troppo presto
      第4楽章 Finale: Adagio-Allegro vivace



        (管弦楽)アカデミー室内管弦楽団
        (指揮) ネヴィル・マリナー
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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