【 コントラバス協奏曲 嬰ヘ短調 Op. 3 】
クーセヴィツキー,セルゲイ 〔露→米〕
（1874.07.26〜1951.06.04） 76歳
指揮者、コントラバス奏者のクーセヴィツキーは、
ロシアで生まれた。
モスクワ音楽院で学び、最初はコントラバス奏者として活躍、
ヨーロッパ各地で独奏会を開いた。
１９０８年に指揮者としてデビューし、
翌年には自分のオーケストラを創設した。
ロシア革命まで自由な音楽活動を行なったが、
１９２０年にパリに脱出し、その後アメリカに渡り移住。
１９２４年からボストン交響楽団の常任指揮者となり、
世界的な交響楽団に育て上げた。
現代アメリカ音楽の積極的な紹介につとめ、
４０年にはバークリー音楽センターを設立して、
後進の育成につとめ、アメリカ楽界に大きく貢献した。
６８年前の６月４日、ボストンで７６年の生涯を閉じた。
裕福な家庭に育ったロシア人のナターリア夫人と
クーセヴィツキー財団を創設し、多くの作曲家に
新作の委嘱をし、作曲された。
クーセヴィツキーは作曲家としては、
４曲の作品を残している。
「コントラバス協奏曲」は、１９０２年に作曲された。
後の３曲は、コントラバスのソロとピアノのための
アンコール・ピースである。
第１楽章 Allegro
第２楽章 Andante
第３楽章 Allegro
（コントラバス）イヴァン・スタンコフ
（管弦楽）ブタペスト交響楽団
（指揮） ヤーノシュ・コヴァーチュ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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