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...... 2019年05月08日 の日記 ......
■ 《 記念作品 》   [ NO. 2019050801-1 ] e_or

【 祝典序曲 Op. 26 】

アルヴェーン,ヒューゴ 〔スウェーデン〕
(1872.05.01〜1960.05.08) 88歳



ストックホルムで生まれたアルヴェーンは、
スウェーデンの主要な作曲家の一人で、
指揮者・バイオリニスト・画家としても活躍し、
59年前の5月8日に88年の生涯を閉じた。

ストックホルム音楽院で学んだが、
作品としては、多くの男声合唱曲や5つの交響曲、
3つのスェーデン狂詩曲などが有名である。
色彩的な管弦楽法やスェーデンの風景を描いた
標題的な作品が多い。

一つ年上にあたるステンハンマル(1871~1927)
と共に、スウェーデンを代表する
作曲家の一人に数えられる。
ステンハンマルに比べ、アルヴェーンはより
自国の民謡に目指した民族的な作品を書いた。
その点で、「ペールギュント」などの作曲で
知られるお隣の国のノルウェーのグリーグと
共通するものがある。

「祝典序曲」は3曲書いているが、作品26は
1908年に新たに移転完成したストックホルム
王立ドラマ劇場の開場を記念する作品で、
大編成の吹奏楽用に書かれている。

アルヴェーンの作品で劇付随音楽の
「グスタフ2世アドルフ 作品49」の「エレジー」は、
スウェーデンの王族の葬送音楽として
使用されるが「祝典序曲 作品25」は、ノーベル賞の
授賞式で演奏されることで知られている。



グンナー・ヨハンソン編曲

   (管弦楽)王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ
   (指揮) クラーク・ランデル
             ♪ 私が聴いた音源 ♪





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