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...... 2019年05月01日 の日記 ......
■ 《 連弾曲 》   [ NO. 2019050101-1 ] e_ch

【 森の静けさ Op. 68-5 B.182 】

ドヴォルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血



62歳で世を去ったドヴォルザークの生涯は、
若いうちは大変苦労をしたが、30代の半ばに
栄光への道が開かれだしてからは幸運の連続で、
音楽史上まれにみる立志伝といわれるくらい
輝かしいものだった。

60歳のときにオーストリア政府より終身上院議員の
栄誉を受け、プラハ音楽院の院長にも就任し、
その年の誕生日には大々的な祝典が催された。

しかし、その2年後の1904年3月に倒れ、
腎臓病を患っていることが分かった。
彼が作曲した最後のオペラ「アルミダ」の
初演後まもなくの5月1日、家族と共に
昼食をとった直後に脳溢血に襲われ、
そのまま生涯を閉じた。

それまで病気らしい病気をしたこともなく、
元気だと思い込んでいたドヴォルザークにとっては
あっけない最期だった。

「森の静けさ 」は、1883年に作曲した6曲からなる
ピアノ連弾曲の「ボヘミアの森から」の第5曲で、
音による抒情画として書かれた性格的小品である。

ドヴォルザーク自身が、チェロとピアノのための版と
チェロと管弦楽のための版を編曲している。

          第1曲 糸紡ぎ
          第2曲 暗い湖のほとりで
          第3曲 魔女の安息日
          第4曲 待ち伏せ
          第5曲 森の静けさ
          第6曲 騒がしい時



      (チェロ) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
      (ピアノ) ウラディーミル・ヤンボルスキー
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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