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...... 2019年04月29日 の日記 ......
■ 《 即興演奏 》   [ NO. 2019042901-1 ] e_ch

【 ヴァイオリン・ソナタ 第32番 変ロ長調 K.454 】

モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス 〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳



モーツァルトがヴァイオリンとピアノのために書いた
「ソナタ」は43番まである。
彼の「ヴァイオリン・ソナタ」は「2重奏曲」ではなくて
「ヴァイオリンの自由な伴奏をもったピアノ・ソナタ」
だった。

1784年にイタリアのマントヴァ出身の
女性ヴァイオリニストのレジーナ・ストリナザッキ
(1764~1823)にウィーンの演奏会での
共演を依頼された。

モーツァルトはその依頼を承諾し、4月21日に
「ヴァイオリン・ソナタ」の作曲を開始した。
4月29日には完成し、その日にストリナザッキの
ヴァイオリンとモーツァルトのピアノで初演が行われ、
皇帝ヨーゼフ2世が臨席していた。

このころのモーツァルトは多忙だったため
ピアノのパートの作曲は間に合わず、
リハーサルも行わず、当日は即興で演奏し
大成功を収めた。

構成面での見事さや、ヴァイオリンのパートの
充実さが光る作品となっている。

         第1楽章 Largo - Allegro
         第2楽章 Andante
         第3楽章 Allegretto



        (ヴァイオリ)塩川悠子
        (ピアノ)  アンドラーシュ・シフ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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