[PREV] [NEXT]
...... 2025年07月22日 の日記 ......
■ 《 ホルン奏者 》   [ NO. 2025072201-1 ] sy

【 交響曲 第31番 二長調 】

ハイドン,フランツ・ヨーゼフ 〔墺〕
(1732.03.31〜1809.05.31) 77歳

近衛直麿〔日〕
(1900.08.30〜1932.07.22) 31歳



詩人、ホルン奏者、雅楽研究者の近衛直麿は
公爵近衛篤麿の三男として生まれた。

1920年頃からホルンの独習を始め、
1922年に次兄の近衛秀麿を指揮者として
東京帝国大学管弦楽団を率い、
ホルン奏者として演奏旅行に参加した。
1925年には日本交響楽団(現・NHK交響楽団)、
新交響楽団(現・NHK交響楽団)に
ホルン奏者として参加している。

「交響曲の父」とよばれているハイドンは、

104曲にのぼる交響曲を作曲している。

「交響曲第92番」は、11曲ある「パリ交響曲」と

呼ばれる中の最後の曲で、1788年に作曲された。

ハイドンの心技ともに円熟した56歳の作品である。


この作品はハイドンの「エロイカ」とも呼ばれ、

技法の豊かさ、磨かれた美しい楽想は、

交響曲らしい充実した内容となったいる。


1791年に、オックスフォード大学は、

ハイドンに名誉音楽博士の称号を贈った。

その謝意を表するため、ハイドンは大学に赴き、

3日間の演奏会を催したが、最終日に

公式の学位授与式の席において、

ガウンを着用し、自ら指揮をして演奏されたのが

「交響曲第92番」 だった。



この曲の名称の「オックスフォード」は、後に

つけられたもので、大学への謝礼のために

新たに作曲されたものではない。



        第1楽章 Allegro
        第2楽章 Adagio 
        第3楽章 Menuet - Trio
        第4楽章 Finale: Moderato molto - Presto



(演奏)ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル

          ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: