 【 コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ 】
ロンビ,ハンス・クリスチャン 〔デンマーク〕 (1810.05.02〜1874.03.20) 63歳

ニールセンと同じデンマークの作曲家の ロンビは、ショパンやシューマンと同じ 1810年に生まれた。 ショパンは39歳、シューマンは46歳、 ロンビは63歳で生涯を閉じている。
1820年代にヴァイオリン奏者、 トランペット奏者として活躍をしたが、 彼が20代のころに、コペンハーゲンに演奏旅行に 訪れた、ヨハン・シュトラウスの父や、ランナーの ワルツを聴き、すっかり魅了されてしまった。 その後ロンビーはポルカやワルツギャロップなどに 力を注ぎ、楽しい音楽を数多く作曲し、 「北国のヨハン・シュトラウス」の異名をとった。
1843年から1872年まで、コペンハーゲンにある 遊園地のチボリ公園で行われるコンサートの 作曲家、指揮者として活躍した。
そのときに作られた多くの作品の中の 「コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ」は 列車が駅から走り出して次の駅に停車するまでを 忠実に音楽的に再現している。

(管弦楽)エーテボリ管弦楽団 (指揮) ネーメ・ヤルヴィ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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