 【 ワルツ「金と銀」 Op. 79 】
レハール,フランツ 〔ハンガリー〕 (1870.04.30〜1948.10.24) 78歳

レハールはドイツ人の両親のもと、155年前の 4月30日にオーストリアのハンガリー帝国の コマーロフで生まれ、ザルツブルク近郊の バート・イシュルで世を去った。
軍楽隊隊長だった父に音楽の手ほどきを受け、 12歳からプラハ音楽院で6年間ヴァイオリンと理論を ドヴォルザークらに学んだ。 ドヴォルザークの忠告で作曲家をこころざし、 作曲の時間を生み出すため父の軍楽隊に入り、 後にウィーンやブタペストなど、各地の 楽隊指揮者をつとめた。
36歳のときに初演された、花の都パリの国際的な 社交界を舞台とした大きなスケールのオペレッタ 「メリー・ウィドウ」はひろく国際的な反響をよび、 空前の成功をおさめ、この1作によって レハールの名は世界的なものとなった。
ウィーン風の美しい曲のワルツ「金と銀」も、 レハールの傑作としてひろく知られた曲である。
彼の音楽は旋律が軽妙で美しく、しかも華麗で 色彩的な管弦楽の用法が際立っている。 ヨハン・シュトラウス以後の最も成功した ウィーン・オペレッタの作曲家として、 その人気は極めて高い。

(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ウィリー・ボスコフスキー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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