 【 ピアノ協奏曲 ニ長調 】
ベルワルド,フランツ・アドルフ 〔スウェーデン〕 (1796.07.23〜1868.04.03) 72歳 肺炎

近代スウェーデン音楽の基礎を作った ベルワルドは、ストックホルムの音楽一家に生まれ、 ヴァイオリン奏者の父親からヴァイオリンを学んだ。
王立歌劇場のヴァイオリン奏者を手始めに 音楽活動以外にもベルリンに滞在中のころは、 整形外科を開業したり、ガラス工場の 支配人をするなど、72年の生涯に、多彩な 人生を送り、157年前の4月3日に生地で 肺炎を患い世を去った。
「ピアノ協奏曲 ニ長調」は59歳の年の 1855年に作曲された。 ベルワルドの円熟期に書かれた華麗な作品で、 3つの楽章からなるが、すべて続けて演奏される。
全曲を通してピアノが演奏し続けられるように 作曲されているのが特徴的である。
この曲は彼の生前には日の目を見ず、死後の 1908年に孫のアストリッド・ベルワルドによって 初演され、出版されたのは1974年だった。
第1楽章 Allegro con brio 第2楽章 Andantino 第3楽章 Allegro molto

(ピアノ)ニクラス・シーベレ (管弦楽)ヘルシンボリ交響楽団 (指揮) オッコ・・カム ♪ 私が聴いた音源 ♪
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