 【 ギター協奏曲 第3番 “悲歌的協奏曲” 】
ブローウェル,レオ 〔キューバ〕 (1939.03.01〜 )

86年前にキューバののハバナで生まれた ブローウェルは、アメリカで学び、作曲家、 ギタリスト、指揮者として活躍している。
初期の作品はキューバの民族音楽の影響を 示しているが、後に現代音楽の作曲家に 興味をもち、作品を書いている。
指揮者としてはキューバ国立交響楽団はもとより ベルリンフィルハーモニー交響楽団など 多くの外国のオーケストラを指揮している。
ギターの分野では、 「ハバナ国際ギターコンクール」の主催者の ひとりとして、世界の一流ギタープレーヤーと 交流をもってきた。
悲しみを秘めたという意味を持つ 「悲歌的協奏曲」(エレジアコ)は 「ギター協奏曲第3番」で、1980年代の 半ばにブローウェルの作風が、現代風から ロマンティックなものへと回帰した 時期に書かれている。
一方でそれまでの民族音楽の研究の 成果として、アフリカやインドネシアの 音楽の理解も反映されている。
第1楽章 Tranquillo 第2楽章 Interlude 第3楽章 Finale: Toccata

(ギター)ジュリアン・ブリー (管弦楽)RCAヴィクター室内管弦楽団 (指揮) レオ・ブローウェル ♪ 私が聴いた音源 ♪
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