 【 フレースエーの花々 】
ペッテション=ベリエル,ヴィルヘルム 〔スウェーデン〕 (1867.02.27〜1942.12.03) 75歳

ペッテション=ベリエルはスウェーデン北部の ボスニア湾に面する海岸のウランゲルで 158年前の2月27日に生まれた。
ストックホルムの王立音楽大学で学び、 作曲家、音楽評論家として活躍した。
ペッテション=ベリエルは若いころから夏になると、 世界で最も美しい景色の土地と称し、 湖に浮かぶフレースエー島に訪れ、日々の 様々な情景を作品にしていた。 1914年にはその島に別荘を作り永住している。
1942年にエステサンドの病院で世を去ったが、 病室の窓からは、遠くフレースエー島を 臨むことができた。
フリースエーに訪れていたときに作曲した 「フリースエーの花々」は表現力豊かな旋律、 新鮮で独特な和声、柔軟なリズムで作られた 全部で3巻からなるピアノ小曲集で、 作曲家として成功したとみなされた。
第1巻 (1896年) *帰還 *夏の歌 *ローン・テニス *薔薇に寄せて *お祝い *フローセの教会にて *夕暮れに *挨拶
第2巻 (1900年) *お日様への挨拶 *イェムトランド *森の奥深く *聖ローレンスへの入居 *浜辺に寄せる波 *想い出
第3巻 (1914年) *プレリュード *ゾルマンハーゲンへ入居 *夕べの風景 *庶民のユーモア *荒野の招き *ポプラの木の下で *何年も経ってから
この作品の第1巻の中から4曲を選んで オーケストレーションした「4つの小品」もある。

(ピアノ)小川典子 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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