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...... 2024年06月21日 の日記 ......
■ 《 コンクール作品 》   [ NO. 2024062101-1 ] ch

【 五重奏曲 変ロ長調 】

リムスキー=コルサコフ,ニコライ・
         アンドレイェヴィチ 〔露〕
(1844.03.18〜1908.06.21) 64歳 狭心症



若き日のリムスキー=コルサコフは、海軍士官として
遠洋航海も経験しているが、「五重奏曲 変ロ長調」を
作曲した32歳の1876年ころは現役を離れ、
軍楽隊の音楽監督を務める一方、
サンクトペテルブルク音楽院の作曲科教授として
過ごしていた。

教授の職は自身、身の程知らずに引き受けてしまった
と語るように、当時は十分な知識はなかったようで、
就任以降猛烈に勉強をやり直した。

リムスキー=コルサコフの晩年は、音楽院の
教授を勤めながら、海軍軍楽隊の指揮者として、
宮廷礼拝堂の副指揮者として活躍した。

音楽院教授としての34年間の在職中には
数えきれないほど多くの弟子を養成したが、
最晩年に狭心症を患っていて、116年前の
6月21日にペテルブルクで64歳の生涯を閉じた。

ピアノ、フルート、クラリネット、ホルン、
ファゴットのための「五重奏曲 変ロ長調」は、
ロシア音楽協会が主催するコンクールのために
書かれた作品で、優勝は逃したものの、
その後行われたコンサートでは大好評を博した。

        第1楽章 Allegro con brio
        第2楽章 Andante
        第3楽章 Rondo - Allegretto



(ピアノ)イヴァン・クランスキー
(演奏) プラハ管楽五重奏団  
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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