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...... 2022年02月25日 の日記 ......
■ 《 チャイコフスキーの影響 》   [ NO. 2022022501-1 ] ch

【 4つの小品 Op. 30 】
       
アレンスキー,アントン・ステパノヴィチ〔露〕
(1861.07.12〜1906.02.25) 44歳 肺結核
         

           
ロシアの作曲家、教育者のアレンスキーは、
ロシア北部のノヴゴロトで 生まれ、ピアニストの
母からピアノの手ほどきを受けた。

サンクトペテルブルグ音楽院でリムスキー=
コルサコフに学び、卒業後はモスクワ音楽院で
タネーエフと共に和声と作曲の教授になった。

門下からラフマニノフ、グリエール、
スクリャービンなどの逸材を輩出している。

34歳からは、バラキレフのあとを継いで
ペテルブルグ王室礼拝堂指揮者となったが、
肺結核にかかり、晩年をフィンランドの
サナトリゥムで過ごし、116年前の
2月25日にそこで44年の生涯を閉じた。

リリックで 哀愁をおびた作風を特徴とする
アレンスキーの音楽は、チャイコフスキーの
影響を強く受けていたといわれている。

ショパンやチェイコフスキーにも通じるような
ロマンティックな雰囲気をもっている。

1893年に作曲した「4つの小品 作品30」は、
ヴァイオリンとピアノのために書かれた。

          第1番 Prelude
          第2番 Serenado
          第3番 Berceuse
          第4番 Scherzo



(ヴァイオリン)ミハイル・ツィンマン   
(ピアノ)   ヴィクトル・ヤンポルスキー
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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