 【 独唱曲「ゆりかご」】
平井 康三郎 〔日〕 (1910.09.10〜2002.11.30) 92歳 肺炎

平井康三郎は本名を保喜といい、 明治43年9月10日高知で生まれた。
東京音楽学校で学び、研究科を卒業後は同校で作曲と 音楽理論を教え、作曲家、指揮者として活躍した。
平成14年11月30日、肺炎のため 92年の生涯を閉じた。
管弦楽曲、器楽曲、声楽曲など、多くの作品を 残している。
愛唱されている歌曲で、昭和10年5月に作曲した 「平城山」(北見志保子作詞)は特に有名である。 「とんぼのめがね」(額賀誠志作詞) 「スキー」(時雨音羽」作詞)など、子どものころ歌った 懐かしい曲も多く作曲している。
「ゆりかご」は、平井康三郎自身の作詞、作曲の 作品である。

ゆりかご
ゆりかごに ゆれて 静かに ねむれ 風は そよそよと 白きかいなに 吹くよ
ゆりかごに ゆれて 静かに ねむれ 風は 夢をさまし 黒き瞳に 吹くよ
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