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...... 2021年08月16日 の日記 ......
■ 《 室内楽曲 》   [ NO. 2021081601-1 ] ch

【 ピアノ五重奏曲 ホ短調 Op. 41 】
     
ピエルネ,ガブリエル 〔仏〕
(1863.08.16〜1937.07.17) 73歳《 室内楽曲 》
        

         
近代フランスの作曲家、指揮者のピエルネは、
158年前の8月16日に声楽家教師の父と
ピアノ教師の母との間に、メッツで生まれた。

12歳のときに「ピエルネのセレナーデ」を書いている。
パリ音楽院でマスネに作曲を学び、在学中の
19歳のときに作曲したカンタータ「エディト」で、
ローマ大賞を得てローマに留学し、フランクに師事した。
30歳のときに、フランクの後継者として、パリの
ノートルダム大聖堂の教会オルガニストに就任し、
亡くなるまでの37年間この地位にとどまった。

その間、多くのオルガン曲、室内楽曲や
ピアノ曲を作曲している。
軽快で明るい作品を書いたピエルネは、エレガントで
鋭敏な想像力と、しなやかでデリケートなエスプリを
持ち、魅力にみちた旋律や細やかなニュアンスや、
極めて洗練された味わいをもって、
常に人をひきつける作曲家であるといわれた。

ピエルネは指揮者としても有名で、
後世への影響という点でも、指揮者ピエルネの
果たした役割は大きい。

1903年にパリの4大交響楽団の一つの
コンセール・コロンヌの指揮者となり、
1910年から1934年まで首席指揮者を務め、
フランス音楽を積極的に演奏して紹介した。

1919年に初演された「ピアノ五重奏曲 作品41」は
第2楽章にスペインのバスク地方の民族舞曲の
ソルチコのリズムが用いられている。

      第1楽章 Moderato molto tranquilo
      第2楽章 Sur un rythme de zortzico
      第3楽章 Lent: Allegro vivo ed agitato



(ピアノ)ジャン・ユボー     
(弦楽) ヴィオッティ弦楽四重奏団
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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