【 ClとＰのためのダンス・プレリュード 】
ルトスワフスキ,ヴィトルト 〔ポーランド〕
（1913.01.25〜1994.02.07） 81歳
ポーランドを代表する作曲家、ピアニストの一人の
ルトスワフスキはワルシャワで生まれた。
ワルシャワ音楽院卒業後はヨーロッパ全土で
活躍したが、２７年前の２月７日に
「ヴァイオリン協奏曲」を作曲中に急逝した。
第二次世界大戦後の一時期は、バルトークを
思わせる民族音楽的な作風だったが、
後にシェーンブルクの十二音技法に関心を示し
偶然性の要素も取り入れた現代的で
斬新な音楽を作った。
１９９３年に京都賞（科学や技術、文化において
著しい貢献をした人々に与えられる国際賞）を
受賞している。
国際的な名声を表彰して、後年作曲、チェロ、
指揮のヴィトルト・ルトスワフスキ国際コンクールが
開催されている。
舞踏前想曲「クラリネットとピアノのための
ダンス・プレリュード」は、民族的作風の時期の
１９５３年に作曲した。
５曲で構成され、クラリネットとピアノが
別々に動いたり、強調したりしながら
曲が進行していく。
第１楽章 Allegro molto
第２楽章 Andantino
第３楽章 Allegro giocoso
第４楽章 Andante
第５楽章 Allegro molto
（クラリネット）ザビーネ・マイヤー
（ピアノ） アルフォンス・コンタルスキー
♪ 私が聴いた音源 ♪
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