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...... 2020年02月09日 の日記 ......
■ 《 ハンガリーの民族音楽 》   [ NO. 2020020901-1 ] e_ch

【 ハンガリー牧歌 Op. 32c 】

ドホナーニ,エルンスト・フォン 〔ハンガリー〕
(1877.07.27〜1960.02.09) 82歳   



ハンガリーの作曲家でピアニスト・指揮者のドホナーニは
ハンガリーの支配下にあったポジョニ(現在の
スロバキアの首都ブラチスラヴァ)で生まれた。

ブタペスト王立音楽院で学び、その後、音楽学校の
教授から学校長になったり、ハンガリー放送の
監督にもなった。

ピアニストとして、ヨーロッパやアメリカで活躍した。
1934年からはリスト音楽院の院長として、
彼と同じハンガリーの作曲者のコダーイや
バルトークの作品の紹介につとめた。

第二次世界大戦後しばらくオーストリアに住んだが、
72歳のときにアメリカに定住し、晩年は
フロリダ州立大学でピアノと作曲を教え、60年前の
2月9日ニューヨークで82年の生涯を閉じた。

最晩年のピアノ演奏も技巧がしっかりとしていて、
繊細な技巧を要する部分の美しさなど、
衰えをみせなかった。

交響曲、ピアノ協奏曲を含む管弦楽、室内楽曲、
ピアノ曲、歌曲など、後期ロマン主義音楽ふうの
和声とハンガリー民族色、若干の独創的な処理を
織り込んだ作品を多く残している。

7曲からなるピアノ曲の「 ハンガリー牧歌 作品32a」は
1923年から24年にかけて作られたが、後に
作曲家自身により管弦楽に編曲したものを「作品32b」
また、バイオリンとピアノのための「作品32c」
チェロとピアノのため「作品32d」がある。

   第1楽章 Presto
   第2楽章 Andante rubato,alla zingaresca,”Gipsy Andante”
   第3楽章 Molto vivace



       (ヴァイオリン)ミリヤム・コンツェン
       (ピアノ) バレリー・ロガチェフ
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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