[PREV] [NEXT]
...... 2019年12月30日 の日記 ......
■ 《 フランス音楽界の重鎮 》   [ NO. 2019123001-1 ] s

【 バイロイトの思い出 】

メサジェ,アンドレ 〔仏〕
(1853.12.30〜1929.02.24) 75歳 



フランス近代の作曲家、指揮者のメサジエは、
166年前の12月30日にオーベルネ地方の
モンリュソンで生まれ、パリで75年の生涯を閉じた。

サン=サーンス、フォーレにも師事している。    
76年に作曲家協会に提出した交響曲が金メダルを
獲得し、コンセール・コロンヌで演奏された。

オペラやオペレッタの作曲で人気を集めたが、
指揮者として、「神々のたそがれ」「パルシファル」
など、ワーグナー作品のパリ上演を行なっている。

ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」の
初演には指揮者として演奏しこの曲を捧げられた。
24年にはディアギレフのロシア・バレエ団の
指揮もしている。
フォーレの後を継いで、教会のオルガン奏者もつとめた。

1908年から死ぬまでパリ音楽院管弦楽団の
監督をつとめ、この間、同管弦楽団と共に
アメリカを訪れている。

師のフォーレがワーグナーの生地のバイロイトを
訪れた思い出を元に、メサジェと共作したのが
ピアノ連弾用の作品 「バイロイトの思い出」で、
二人はピアノに並んで坐り、舞台祭典劇
「ニーベリングの指環」の主題を元にした
少々パロディ風のこの曲を、ほとんど
即興的に作曲した。



       (ピアノ)エリック・ル・サージュ
       (ピアノ)アレクサンドル・タロー
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: