【 交響詩「ペレアスとメリザンド」Op. 5 】 シェーンベルク,アルノルト〔墺→米〕 (1874.09.13〜1951.07.13) 77歳
メーテルリンク,モリス 〔ベルギー〕 (1862.08.29〜1949.05.06) 86歳
象徴主義の詩人・劇作家のメーテルリンクは、 157年前の8月29日にベルギーのヘントで 裕福な家に生まれた。
1911年49歳のときに、ベルギー人として初めて ノーベル文学賞を受賞している。
ベルギーでは、北はオランダ語圏、南は フランス語圏で、少数の裕福階級は 20世紀前半までフランス語を主に使っていた。
メーテルリンクはフランス語を話し、 仏語で作品を創作していたので、彼の著作は 「フランス文学」に分類される。
35歳のときにフランスに完全に居を移し、 ニースで86年の生涯を閉じた。
1892年に出版されたメーテルリンクの 戯曲「ペレアスとメリザンド」は 1902年にドビュッシーがオペラに、3年後には シベリウスが付随音楽として、1898年にも フォーレが管弦楽組曲として作曲している。
シェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」は、 1902年の28歳のときの作品で、ワーグナー、 R.シュトラウス、マーラーの影響の濃いロマン派風な 大編成の交響詩である。
(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団 (指揮) ジュゼッペ・シノーポリ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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