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...... 2019年03月13日 の日記 ......
■ 《 若き日の作品 》   [ NO. 2019031301-1 ] e_ch

【 ヴァイオリンとピアノのための4つ小品 Op. 12 】

ヴラディゲロフ,パンチョ 〔ブルガリア〕
(1899.03.13〜1978.09.08) 79歳



二十世紀のブルガリア音楽界を担う作曲家の
一人として活躍したウラディゲロフは、
120年前の3月13日に法律家の父の子として
スイスのチューリヒで生まれた。

ブルガリアのシュメンという町に移り、
ブルガリアで育った。
13歳のときに父親が急死し、ドイツのベルリンに
行き、ベルリン高等音楽学校で作曲やピアノを
学び、やがてベルリンで作曲家、ピアニストとして
活動を始めた。

30代のころブルガリアに戻ると、ソフィアの
ブルガリア国立音楽院の教師を務めるようになり、
後進の指導にも力を注いだ。

作曲家としてはブルガリア民謡を素材にした
民族色豊かな作品を生み出した。

1921年ベルリンにいたころに、ブルガリア出身の
バイオリニストのニコラ・アバリエフのために
作曲した「ヴァイオリンとピアノのための4つ小品」は
22歳のときに書いた若き日の作品で、全体に
幻想的でロマンティックな雰囲気を持った音楽。

4つの曲にはそれぞれ標題がついている。

* 幻影    
* 間奏曲   
* 北のロマンス
* ワルツ   



       (ヴァイオリン)スヴェトリン・ルセフ
       (ピアノ)エレーナ・ロザノヴァ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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