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...... 2019年02月11日 の日記 ......
■ 《 亡き娘への思い 》   [ NO. 2019021101-1 ] e_sy

【 交響曲 第4番 ハ長調 】

シュミット,フランツ 〔墺〕
(1874.12.22〜1939.02.11) 64歳



オーストリアの作曲家のシュミットは
スロヴァキアの首都のブラティスラバで生まれた。

ローベルト・フックスから作曲を学んだ。
チェロ奏者、ピアニストとしても優れていたが
マーラー率いるウィーン宮廷歌劇場管弦楽団の
首席チェロ奏者を務めた。

現代音楽のシェーンブルクと同じ年の生まれだが、
シュミットは後期ロマン派の流れをくみ、
穏健な作品の作曲を貫いた。

76年前の2月11日にドイツの
ペルヒトルツドルフで64年の生涯を閉じた。

4つの交響曲を残しているが、古典派から
ロマン派にかけての作曲技法を統合した
叙情的で堅牢な雰囲気をもっている。

交響曲 第1番 ホ長調  (1899年)
交響曲 第2番 変ホ長調 (1913年)
交響曲 第3番 イ長調  (1928年)
交響曲 第4番 ハ長調  (1933年)

1932年から翌年にかけて作曲した
「交響曲 第4番」は4楽章からなり、全曲は
続けて演奏され、曲の冒頭と最後の
トランペットの響きが、幼くして亡くなった
娘への深い悲しみを歌う。

    第1楽章 Allegro molto moderato - Passionato -
    第2楽章 Adagio - Più lento - Adagio -
    第3楽章 Molto vivace -
    第4楽章 Tempo un poco sostenuto - Passionato -
         Tempo primo : Allegro molto moderato



    (管弦楽) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
    (指揮)  フランツ・ウエルザー=メスト
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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