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...... 2019年01月10日 の日記 ......
■ 《 改訂版 》   [ NO. 2019011001-1 ] e_o

【 歌劇「ドン・カルロ」】

ヴェルディ,ジョゼッペ
  フォルトゥニオ・フランチェスコ 〔伊〕
(1813.10.10〜1901.01.27) 87歳 心臓病



イタリア歌劇の大作曲家であるヴェルディの
最大傑作は、「リゴレット」「トロヴァトーレ」「椿姫」
「アイーダ」の4曲が挙げられる。

「ナブッコ」「エルナーニ」などで歌劇作曲家としての
地位は一応確立したが、ヴェルディの名を
世界的に有名にしたのは「リゴレット」だった。

1965年4月に「マクベス」の改訂版がパリで初演されたが、
そのすぐ後に、フランスの歌劇界の大御所
マイアベーアの「アフリカの女」の初演がおこなわれ、
パリ人好みということもあって、「マクベス」は
「アフリカの女」に押されて、影の薄い存在になってしまった。

しかし、パリのイタリア歌劇の支配人エミール・ベランは、
ヴェルディの実力を認め、なおも新作の歌劇を依頼した。
そこで、15年程前に歌劇化を考えていたシラーの戯曲
「ドン・カルロス」を新たに取り上げた。

16世紀のスペインを舞台にスペイン国王フィリッポ2世
(バス)と若き王妃エリザベッタ(ソプラノ)、
スペイン王子ドン・カルロ(テノール)など多彩な
人物が登場する「ドン・カルロ」は、1866年に完成し、
翌年にパリで初演されたが、指揮者と歌手の
不熱心さと拙劣さのため、豪華な招待客にもかかわらず、
歌劇の上演は失敗だった。

その原因には、5幕という長大なこともあったし、
ワーグナーなど、外国の作曲家からの影響が
強過ぎるとも批評された。

しばらくそのままにされていたが、ヴェルディは
「シモン・ボッカネグラ」の改訂版を書き上げた後、
「ドン・カルロス」の改訂にのりだした。
5幕は4幕にされ、原作の第1幕全体と第2幕の
バレエが削られた。
第1幕の終わりのフィリッポ二世と、ロドリーゴの
二重唱の後半は新たに作曲されるなどの手が加えられ、
改作の第4幕は、3部に分けられた。

この作品は旋律の豊かさ、悲劇的な描写と迫力、
その間に挿まれた流れるような抒情性、重唱あるいは
合唱の用法、行進曲の堂々とした扱い方など、
それまでの歌劇と比べ、格段の進歩をみせている。

改訂版の初演は1884年1月10日に
ミラノ・スカラ座で行なわれた。

      第1期
       3、「ナブッコ」(1842年)
       5、「エルナーニ」(1844年)
       9、「マクベス」(1847年)
      16、「リゴレット」(1851年)
      17、「トロヴァトーレ」(1853年)
      18、「椿姫」(1853年)
     第2期
      20、「シモン・ボッカネグラ」(1857年)
      21、「仮面舞踏会」(1859年)
      22、「運命の力」(1862年)
      23、「ドン・カルロ」(1867年)
      24、「アイーダ」(1871)
         「シモン・ボッカネグラ」(1881年)(改訂版)
         「ドン・カルロ」(1884)(改訂版年)
     第3期
      25、「オテロ」(1887年)
      26、「ファルスタッフ」(1893年)





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