【 妖精の輪舞 】
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世 〔墺〕 (1855.04.09〜1907.04.26) 52歳
今年の「ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート」では、 プログラムの3番目に、ヘルメスベルガー2世の 「妖精の輪舞」が演奏された。
ヘルメスベルガー2世は19世紀から20世紀の初めに 活躍した、オーストリアのヴァイオリニスト、指揮者 作曲家のヘルメスベルガー1世(1828〜1893)の 息子として、164年前の4月9日にウィーンで生まれた。
父から音楽を学び、11歳のときにウィーン合唱協会の リーダーターフェルに出演し、ワルツ「美しく青きドナウ」 初演の合唱に加わった。
1878年にはウィーン音楽院の作曲教授に、1890年には ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター を経て、マーラーの後任として、ウィーン・フィルハーモニー 管弦楽団の首席指揮者を2年間務めた。
彼の管弦楽作品にはワーグナーやリストの影響が 如実に表れていて、世紀末ウィーンの官能的な 音の世界に覆われているのがうかがえる。
(指揮) クリスティアン・ティーレマン (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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