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...... 2018年08月30日 の日記 ......
■ 《 農民カンタータ 》   [ NO. 2018083001-1 ] v

【 カンタータ BWV 212         
   「おいらは新しい領主様をいただいた」】

    
バッハ,ヨハン・セバスティアン 〔独〕
(1685.03.21〜1750.07.28) 65歳
    


バッハが作曲した「教会カンタータ」は、
約300曲にもおよんだと伝えられている。
それらは、独唱のためのカンタータもあるが、
ほとんどは、独唱、重唱、合唱を併用した
コラール・カンタータである。

「宗教改革記念日のためのカンタータ」
「十字架カンタータ」の他に、世俗的カンタータ
として、「結婚カンタータ」「コーヒー・カンタータ」
など、多数ある。

代表的な世俗カンタータとして、農民カンタータの
「われら新しき領主をいただく」は、
バッハが楽長職をつとめていたライプチヒから
ほど近い村の領主がかわり、ザクセン宮廷の
侍従が新しく就任することになったため、彼の
新任を祝して盛大な宴が催されたので、
バッハはこのカンタータを捧げて祝意を述べている。

その宴は、1724年8月30日に行なわれた。

新領主を讃美する歌詞に、当時流行の俗謡や
舞曲などを使って、明るく楽しく陽気な、
しかも霊感に満ちた22曲からなる
カンタータになっている。




   カンタータ=単音、多声のための器楽伴奏付の声楽作品




       

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