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...... 2018年08月24日 の日記 ......
■ 《 遺作 》   [ NO. 2018082401-1 ] s

【 ピアノ曲「憾」ニ短調 】

滝 廉太郎 〔日〕
(1879.08.24〜1903.06.29) 23歳 肺結核



多くの日本歌曲を生み出した明治を代表する
作曲家の滝 廉太郎は、日本の本格的作曲家の
第1号といわれる。
明治12年8月24日に東京で生まれたが、
父の任地の都合で、各地を転々とした。
多感な少年時代は大分県竹田市で過ごしている。

小さい頃から音楽好きで、父親の反対にあうも
音楽家を志し、東京音楽学校に入学した。
卒業後の明治34年6月に文部省の推薦で
文部省留学生として、メンデルスゾーンによって
設立されたドイツのライプチヒ王立音楽院に入学した。

胸を躍らせ勉学に励んだが、結核を患い
翌年の10月に帰国し、大分で静養をしたものの
病状は回復せず、志半ばにして23歳で早逝した。

短い生涯の中で、「荒城の月」「箱根八里」「花」
「鳩ぽっぽ」など、今も歌われ続ける数多くの
名曲を残している。

滝 廉太郎の作品は、ほとんどが歌曲だが、
ピアノ曲も残している。
ドイツ留学の前年に作曲した「メヌエット ロ短調」と、
彼の最後の作品となった「憾」で、
死期の近いことを悟った、死の4カ月前の
2月に作曲している。



           (ピアノ) 小川典子
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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