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...... 2018年08月15日 の日記 ......
■ 《 宮廷音楽家 》   [ NO. 2018081501-1 ] e_ch

【 聖ジュヌビエーブデュモン教会の鐘 】

マレ,マラン 〔仏〕
(1656.05.31〜1728.08.15) 72歳



作曲家、バス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
奏者として活躍したマレーは、靴屋の息子として
パリで生まれ、幼少の頃から音楽の才能を発揮した。

少年聖歌隊員としてサント・シャペルにつとめた後に、
ヴィオラ・ダ・ガンバをオトマンとサント・コロンブに、
作曲をリュリに学んだ。

23歳のころは、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として
活躍しながら、オペラ座のオーケストラ指揮者を務めた。

ルイ十四世にかわいがられ、高く評価されていた。
教師としても名高く、多くの門弟を育て、著書もある。
宮廷音楽家として生涯を過ごし、290年前の
8月15日に、生地のパリで72年の生涯を閉じた。

作品には4つのオペラと様々な器楽曲があり、
中でも最も重要なのが、ヴィオール曲集と
「音階」と題された合奏曲集である。

「聖ジュヌビエーブデュモン教会の鐘」は、
バイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ
による楽器編成で、教会の鐘の音を模倣した
オスティナート・バスの上に曲が展開される。

パリのルーブル美術館に、1704年に制作された
André Bouysによる(バス・ヴィオールと弓を
手にした)マレの肖像画がある。



      (管弦楽)エンシェント室内管弦楽団
      (指揮) クリストファー・フォグウッド
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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