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...... 2015年01月18日 の日記 ......
■ 《 ニュー・イヤー・コンサート 2011 》   [ NO. 2015011801-1 ] or

【 美しく青きドナウ 作品314 】

ヨハン・シュトラウス二世 〔墺〕
(1825.10.25〜1899.06.03) 73歳  肺炎



“音楽の都”ウィーンでは、毎年元旦に、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による
ニュー・イヤー・コンサートが開かれ、その模様は
日本をはじめ、世界各国に生放映で配信されている。

音楽好きのウィーン市民は、ニュー・イヤー・コンサートを
聴いて新しい年を迎える。
プログラムは、ワルツやポルカといった肩のこらない
楽しい曲目が多く、シュトラウス一族の楽曲が中心である。

ニュー・イヤー・コンサートを始めたのは、生粋の
ウィーンっ子で、ワルツを振らせたら当代一と
うたわれた名指揮者のクレメンス・クラウスだが、
最初のコンサートは1939年の大晦日のことだった。

その後第二次世界大戦の影響で空白があり、
定期的に開催されるようになったのは、終戦の年、
1945年の大晦日〜翌1946年の元旦からである。

敗戦の痛手からまだ回復していなかったウィーン
市民の心に、希望の灯をともそうと開かれた演奏会は、
クラウスの願い通り、ウィーン市民を元気づけ、
復興への活力となった。

現在では世界中の音楽愛好家の注目する
催しとなっている。

今日、ウィーン楽友協会大ホールで開催された
コンサートは、ウィーン国立歌劇場音楽監督の
フランツ・ウェイザー・メストが指揮を務めた。
2011年が生誕200年の大作曲家
フランツ・リストの「メフィスト・ワルツ」も演奏された。

第2の国花ともいわれている「美しく青きドナウ」は
毎年アンコール曲として演奏される。


* ニューイヤー・コンサート 2011 *





プログラム

    −1部−

 騎兵行進曲 作品428
 ワルツ「ドナウ川の乙女」作品427
 アマゾン・ポルカ 作品9
 デビュー・カドリーユ 作品2     ヨハン・シュトラウス作曲

 ワルツ「シェーンブルンの人々」作品200
                    ヨーゼフ・ランナー作曲
 ポルカ「勇敢に進め!」作品432   ヨハン・シュトラウス作曲

    −2部−

 喜歌劇「騎士パスマン」からチャールダーシュ
 ワルツ「別れの叫び」作品179    ヨハン・シュトラウス作曲

 リストの主題による「狂乱のギャロップ」作品114
                  ヨハン・シュトラウス父作曲
 メフィスト・ワルツ 第1番        フランツ・リスト作曲

 ポルカ・マズルカ「遠方から」作品270
                  ヨーゼフ・シュトラウス作曲
 スペイン行進曲 作品433      ヨハン・シュトラウス作曲

 バレエ音楽「イベリアの真珠」から ロマの踊り
                ヨーゼフ・ヘルメスベルガー作曲
 カチューチャ・ギャロップ 作品97        
                  ヨハン・シュトラウス父作曲
 ワルツ「わが人生は愛と喜び」作品263
                  ヨーゼフ・シュトラウス作曲
   《 アンコール曲 》

 ポルカ「ノンストップで」    エドワルト・シュトラウス作曲

 ワルツ「美しく青きドナウ」作品314 ヨハン・シュトラウス作曲

 ラデツキー行進曲 作品228     ヨハン・シュトラウス父作曲

指揮:フランツ・ウェルザー・メスト
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

オーストリア・ウィーン楽友協会大ホールから生中継






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